「がけ崩(くず)れ」って、雨や地震(じしん)で地盤(じばん)が緩(ゆる)んで、斜面(しゃめん)が急に崩(くず)れ落(お)ちること。突然(とつぜん)起きて、斜面(しゃめん)の高さの2倍くらい離(はな)れたところまで土砂(どしゃ)が届(とど)くこともあるから、逃(に)げ遅(おく)れて亡(な)くなる人も多いんだ。石川県には1,841か所の危険(きけん)な場所があって、一番多い災害(さいがい)なんだって。
がけから水が湧(わ)き出す。
がけから小石がパラパラと落ちてくる。
がけや斜面(しゃめん)に割(わ)れ目ができる。
雨戸を付けよう
家屋ががけに近い場合、土砂(どしゃ)は、斜面(しゃめん)の高いところから崩(くず)れてくることがあるから、2階より上のがけ側の窓(まど)に雨戸などを取り付けよう。
塀(へい)を立てよう
家屋ががけから少し離(はな)れていて土砂(どしゃ)が流れてくる方向に出入口や窓(まど)がある場合、フェンスやブロック塀(へい)などを設置(せっち)しよう。
より安全な場所へ
避難(ひなん)の準備中(じゅんびちゅう)や大雨などで外に逃(に)げるのが危険(きけん)なときは、建物の中に避難(ひなん)しよう。その場合、がけと反対側のなるべく上の階に避難(ひなん)してね。
がけ崩(くず)れは雨がやんだ後に発生することもあるから、数時間は用心すること。
早く遠くへ
がけ崩(くず)れは一瞬(いっしゅん)のうちに起こるので、早めに避難(ひなん)しよう。外へ避難(ひなん)するときは、がけからなるべく遠くへ避難(ひなん)してね。
※上記は一般的(いっぱんてき)な対応(たいおう)であり、現地(げんち)の状況(じょうきょう)などによって異(こと)なる場合もあります。