石川県土砂災害情報システム

がけ崩(くず)れ

その危険性(きけんせい)と対応(たいおう)

「がけ崩(くず)れ」って、雨や地震(じしん)で地盤(じばん)が緩(ゆる)んで、斜面(しゃめん)が急に崩(くず)れ落(お)ちること。突然(とつぜん)起きて、斜面(しゃめん)の高さの2倍くらい離(はな)れたところまで土砂(どしゃ)が届(とど)くこともあるから、逃(に)げ遅(おく)れて亡(な)くなる人も多いんだ。石川県には1,912か所(R4年度末)の危険(きけん)な場所があって、一番多い災害(さいがい)なんだって。

  • がけから離(はな)れた家屋(かおく)の中  土砂(どしゃ)が窓(まど)をつきやぶり、家屋(かおく)内へ侵入(しんにゅう)した様子
  • がけ下  崩壊土砂(ほうかいどしゃ)が屋根を押しつぶした様子

がけ崩れの前ぶれとは?

こんなときには、まわりの人に知らせて早めに避難(ひなん)しよう!


  • がけから水が湧(わ)き出す。

  • がけから小石がパラパラと落ちてくる。

  • がけや斜面(しゃめん)に割(わ)れ目ができる。

被害(ひがい)を少なくするためにみなさんができること

(1) 雨戸を付けよう

家屋ががけに近い場合、土砂(どしゃ)は、斜面(しゃめん)の高いところから崩(くず)れてくることがあるから、2階より上のがけ側の窓(まど)に雨戸などを取り付けよう。

(2) 塀(へい)を立てよう

家屋ががけから少し離(はな)れていて土砂(どしゃ)が流れてくる方向に出入口や窓(まど)がある場合、フェンスやブロック塀(へい)などを設置(せっち)しよう。

(3) より安全な場所へ

避難(ひなん)の準備中(じゅんびちゅう)や大雨などで外に逃(に)げるのが危険(きけん)なときは、建物の中に避難(ひなん)しよう。その場合、がけと反対側のなるべく上の階に避難(ひなん)してね。
がけ崩(くず)れは雨がやんだ後に発生することもあるから、数時間は用心すること。

(4) 早く遠くへ

がけ崩(くず)れは一瞬(いっしゅん)のうちに起こるので、早めに避難(ひなん)しよう。外へ避難(ひなん)するときは、がけからなるべく遠くへ避難(ひなん)してね。

※上記は一般的(いっぱんてき)な対応(たいおう)であり、現地(げんち)の状況(じょうきょう)などによって異(こと)なる場合もあります。

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