石川県土砂災害情報システム

土石流

その危険性(きけんせい)と対応(たいおう)

「土石流」って、長雨や集中豪雨(ごうう)などで、山や川の土砂(どしゃ)や石が水といっしょに流れ落ちてくること。土石流はすごく早くて、あっという間に家や道路などを破壊(はかい)して、ときには人の命も奪(うば)ってしまうんだ。石川県には土石流が起こるおそれがある場所が2,114か所(R4年度末)もあるんだって。

  • 土石流の末端(まったん)付近  土砂(どしゃ)や石が家の外に積み重なった様子
  • 谷近く(土石流中心部)  土砂(どしゃ)が流木や家屋を突(つ)きぬけた様子
  • 土石流の末端(まったん)付近  2階への被害(ひがい)が少ない様子

土石流の前ぶれとは?

こんなときには、まわりの人に知らせて早めに避難(ひなん)しよう!


  • 川の水が急ににごったり、流木が混(ま)ざる。

  • 雨が降(ふ)っているのに、川の水位が下がる。

  • 山鳴りや、立ち木の裂(さ)ける音が聞こえる。

被害(ひがい)を少なくするためにみなさんができること

(1) 直撃(ちょくげき)を防(ふせ)ごう

土石流が流れてくる方向に出入口や窓(まど)があると、建物の中に土砂(どしゃ)が侵入(しんにゅう)して大きな被害(ひがい)になることがあるよ。被害(ひがい)を少なくするためにフェンスやブロック塀(へい)などを設置(せっち)しよう。

(2) 危険物(きけんぶつ)を守ろう

土石流が流れてくる方向にオイルタンクやガスボンベがあるときは、移動(いどう)するかブロック塀(へい)などで防護(ぼうご)しよう。

(3) より安全な場所へ

避難(ひなん)の準備中(じゅんびちゅう)だったり大雨などで外に逃(に)げるのが危険(きけん)なときは、建物の中に避難(ひなん)しよう。そのとき、土石流が流れてくる方向の部屋は危ないから、反対側のなるべく上の階に避難(ひなん)しよう。
また、建物の外に避難(ひなん)するときも、土石流の流れてくる方向と反対側の出入口を使って避難(ひなん)してね。

(4) 直角に逃(に)げよう

土石流はスピードがとても速いから、流れてくる向きに対して直角方向に逃(に)げよう。

※上記は一般的(いっぱんてき)な対応(たいおう)であり、現地(げんち)の状況(じょうきょう)などによって異(こと)なる場合もあります。

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