石川県土砂災害情報システム

土砂災害(どしゃさいがい)ってなに?

土砂災害(どしゃさいがい)

どんな災害(さいがい)か

土砂災害(どしゃさいがい)って、山やがけが崩(くず)れてたくさんの土や石などが建物を押(お)しつぶしたり、水と混(ま)ざった土砂(どしゃ)が建物を押(お)し流したりする災害(さいがい)のこと。大雨、地震(じしん)、火山の噴火(ふんか)などがきっかけで起こるんだ。わたしたちの命や財産(ざいさん)を奪(うば)ってしまう、とてもこわい自然災害(さいがい)なんだよ。

石川県でも起きるの?

土砂災害(どしゃさいがい)には主に、「土石流」「がけ崩(くず)れ」「地すべり」の3つがあるんだ。石川県内にはそんな土砂災害(どしゃさいがい)が起こるおそれがある危険(きけん)な場所が4,687か所(R4年度末)もあるんだって。特に雨が多い梅雨や台風シーズンには、土砂災害(どしゃさいがい)が起こりやすくなるよ。

予測(よそく)はできないの?

土砂災害(どしゃさいがい)は、雨や地震(じしん)、地形、地質(ちしつ)などいろんなことが関係しているから、いつどこで発生するか予測(よそく)するのはむずかしいんだって。

土砂災害(どしゃさいがい)の発生状況(はっせいじょうきょう)

どのくらい起きてるの?

土砂災害(どしゃさいがい)は毎年、全国で約(やく)1,000件、石川県でも20件くらい起こっているよ。最近は石川県内でも集中豪雨(ごうう)が発生しているから、土砂災害(どしゃさいがい)に十分に警戒(けいかい)して準備(じゅんび)しておこうね。

今まで土砂災害(どしゃさいがい)がなかったところでも起きるの?

人的被害(ひがい)が発生した箇所(かしょ)の過去(かこ)の災害履歴(さいがいりれき)

今までのデータによると、人的被害(ひがい)があった場所の9割(わり)が約(やく)100年以内に土砂災害(どしゃさいがい)が起こったことのない場所で起こっているらしい。だから、これまで土砂災害(どしゃさいがい)がなくても、起こるおそれがある地域(ちいき)では、前もって避難(ひなん)などの準備をしておかなきゃいけないね。

土砂災害(どしゃさいがい)の種類(しゅるい)

板ヶ谷川(いたがたにがわ)

土石流

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「土石流」とは、大雨などによって山や川の土砂(どしゃ)や石が、水といっしょになって谷を激(はげ)しく流れ落ちてくること。谷や沢(さわ)の近くが危険(きけん)なんだ。

過去(かこ)の大きな被災履歴(ひさいりれき)
平成20年 7月28日 板ヶ谷川(いたがたにがわ)(金沢市(かなざわし))
平成10年 9月22日 桐田川(きりたがわ)(輪島市(わじまし))

下浜(しもはま)

がけ崩(くず)れ

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「がけ崩(くず)れ」とは、雨や雪どけ水、地震(じしん)などで、急な斜面(しゃめん)が崩(くず)れ落(お)ちること。家の裏山(うらやま)など急ながけが危険(きけん)なんだ。土砂災害(どしゃさいがい)の中でもいちばん多い災害(さいがい)なんだって。

過去(かこ)の大きな被災履歴(ひさいりれき)
平成19年 3月25日 腰細(こしぼそ)(輪島市(わじまし)(旧門前町(きゅうもんぜんまち))
平成 9年 7月 6日 下浜(しもはま)(能登町(のとちょう)(旧内浦町(きゅううちうらまち))
令和 5年 7月12日 舟橋(ふなばし)(津幡町(つばたまち))

久田(きゅうでん)

地すべり

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「地すべり」とは、雨や雪どけ水がしみ込(こ)んだ地下水によって、斜面(しゃめん)がゆっくりとすべって動くこと。ゆるい斜面(しゃめん)でも危ないよ。

過去(かこ)の大きな被災履歴(ひさいりれき)
平成17年 4月 1日 福水(ふくみず)(羽咋市(はくいし)
平成 5年 2月 7日 久田(きゅうでん)(能登町(のとちょう)(旧柳田村(きゅうやなぎだむら))
平成 29年 10月 23日 小間生(おもう)(能登町(のとちょう))

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